日本を代表するフルーティストを育てあげた名教授の下、本場ヨーロッパでフルート講師資格免許を取得したフルーティストが伝える、1人1人の持つ個性と創造性を大切にし、音楽性にこだわり、確実な技術力をつけるベルギー流フルート上達法
講師紹介 / 神田望美
べルギーを拠点に活動するフルート・篠笛奏者。
欧州各国、中東において、Festival Midi Minimes、Ars Musica, Festival Mozart、カルタゴ十月音楽祭はじめ、多くの音楽祭・シリーズに出演し、Flagey(ブリュッセル)、ブリュッセル音楽院、ブリュッセル楽器博物館、横浜みなとみらい小ホール、東京オペラシティリサイタルホールなどで演奏。恩師であるマルク・グローウェウルス、西川浩平各氏はじめ、パスカル・モラゲス、フランシス・オルヴァル各氏など著名な音楽家と共演。ベルギー国営ラジオでゲストコメンテーターを務める他、フランス、ドイツ、ノルウェー、チュニジア、スイスなど各国のメディアに出演・掲載される。
フルート専攻の傍ら篠笛を学び、藤舎流名取(藤舎理白)をもつ。クラシック、ワールドミュージックなど多分野で活躍し、和楽器と西洋楽器の融合に取り組むなど活動も幅広く、David Loeb氏(米), Jan Freidlin 氏(イスラエル)など海外作曲家によるフルート・篠笛独奏曲、室内楽曲の進呈作品の初演も多い。
師である日本の現代音楽の代表的なフルート奏者故西沢幸彦氏、現代邦楽の先駆者である西川浩平氏による影響の下、現代/20世紀の邦人作曲家作品の積極的な演奏や、和楽器のための新レパートリーを広げ、ヨーロッパの音楽と合併して新しいスタイルを創造するための活動をしている。
フルート教授法をベルギーの名教師として名高く、高城綾子氏の指導者でもあったジェラール・ノアック氏に指導を受け、ノアック氏の指導本を翻訳。創造力と個性を育てる指導方法を学ぶ。
吹奏楽部指導などを務めた他、ディナン夏期国際音楽講習会(ベルギー)、ピレネー(フランス)、ピカルディ(フランス)各地講習会の講師を勤め、その他フランス・ベルギーでワークショップを行う。
高橋あかね、植村泰一各氏に師事後、フェリス女学院大学音楽学部にて故西沢幸彦氏に師事、ベルギー王立モンス音楽院にてマルク・グローウェルスに師事し国家高等資格を取得、パリ国立管弦楽団のヴァンサン・リュカ氏、コンセルトへバウ管弦楽団ピッコロ奏者ヴァンサン・コルトブリント各氏に師事。篠笛を西川浩平氏・藤舎理生氏に師事。
フルートをこれから始める人も、上手になってきた人も、もっと上達したい人も、何を練習したらよいか、きちんと分からず漠然と練習に取り組んでしまうと、先行きも見えず、上手くなってるのかもわかりません。
長時間練習しても中々上手くならず私は才能ないわ!と悲観的になっていませんか?!
行き当たりバッタリ練習、意味のない練習、特につまらない練習は、いくらしても時間の無駄・・・。誰でも長時間練習すれば、必ず少しずつは上達していきますが、意味のない練習で時間の無駄になっていることも・・・・。
効果的練習、そして自分で練習の目的を理解していたら、長時間の練習が出来なくても、自分の上達が見えて、楽しく充実した練習が出来るようになっていきます。一つ前に進めるのが見える練習は気持ちが良いものです。
さて、【フルートを始めよう!楽しもう!極めよう!】は”想像力を使って、創造的に、音楽性と技術を向上する、4つの能力を使ったベルギー流+ちょっと日本流上達法です。
クラシック音楽の本場ヨーロッパの王国ベルギー流と、日本流なにが一番違うのでしょうか?
それはなぜ???と疑問を持つこと、
そして
こういう風にしたいと自分の意思を持つことです。
ベルギー人は、”言われたら”やるではなくて、”練習の方法や内容に納得したら”やります。そして、”私はこんな風に吹きたい”という意思を持っています(←これ大事)そして音楽を楽しもうと積極的です。
でも!!!どんなに積極的でも、技術がなかったら・・・あんまり上手くないかも(^^; そんな吹きたいことが吹けない!
という気持ちもとても大事です。
なぜ吹けないの???と疑問を持ち、吹けない原因を発見し、有効な練習方法によって解決します。
練習は1つ1つ問題解決していけば、誰でも必ず上達します。個人差はあっても、誰でも必ず上達するのです!朗報です!
あんな笛が吹けたらな、こんな風に吹けたらな・・・部活でみんなのレベルに追いつきたいな、皆さん、色々な夢や目的を持って練習されていることと思います。
練習の目的をしっかりと持って取り組めば、きっといつか、憧れの音で吹けるようになる日が来ます!
そして日本流上達法、それは真面目さと器用さという武器です(本当に日本人の生徒は真面目に練習して、そして器用です)この2つが合わされば最強です!
幼児・子供レッスン
ベルリンフィルの奏者も納得のメソッド!想像力・創造性を育てます
本物のフルートを始める前にとうぶかんで練習したり、5歳くらいから小学校低学年の子でも吹けるクーロンデュファイの子供用ファイフを使ったメソッドです。
このファイフ・メソードは世界的フルーティスト、エマニュエル・パユ氏、日本のフルート奏者高木綾子氏に推薦されています。メソッドの考案者は、日本を代表するフルート奏者、高木綾子さんの基盤を作られ、ベルギーでも特に小学生〜高校生を育てることで有名な先生です。
リトミック要素も使われ、自分から楽譜を作るなど、ベルギー流、音楽性・技術・創造性・自主性の4つを育てるメソッドです
ベルギー発の子供用フルート教本、そしてベルギーで開発された子供用ファイフです。
世界的名フルーティスト・エマニュエル・パユ氏、藝大教授高木綾子氏によって推薦されています。
現在、東京新大久保の管楽器専門店ダクさん, 山野楽器銀座店本店フルートサロン(5階)さん、ムラマツ楽器さん(教本のみ)店頭にても発売中です。
【わくわくとうぶかん】
頭部管で覚えるフルートの基礎は、フルート演奏の為の導入メソードです。メソードはフルートの基礎技術を習得する為に考えられています。2拍子、3拍子の奏法や、楽曲のスタイルの基礎知識、基礎的な技術を体を使って身につける事により、フルートへの移行をスムーズに行えるように出来ています。
【わくわくファイフ】
この「わくわくファイフ」は、「わくわくとうぶかん」と同時に使える、6歳~8歳くらいのお子さんを対象にした、フルートを始める前の教本です。
フルートという楽器はもちにくく、大人にとっても最初は難しい物です。U字頭部管を使っても、手の小さな子供にとっては、金属で出来ているフルートは重くて大きい楽器で、楽器を吹く技術以前に沢山の問題が出てしまう現状があります。
そこでこの教本は、まずフルートに必要な基本的な技術を小さいファイフを使って身につけるように出来ています。
【クーロン・デュフォイ ファイフ】
ピエール・クーロン氏によって作られたファイフは、簡素な素材を使っており、子供でも容易に扱えます。ファイフは、ファ(ナチュラル)管と、ファ#管の二種類があります。メソードの中では、フルートと同じ指使いの音だけが使われています。
高木綾子氏
2年前の事。ノアック先生が来日した時、12年ぶりにお会いする事が出来ました。先生は、私に会った瞬間『おおつぶの涙』を流してくれました・・・。
私とノアック先生が初めて出会ったのは、父の赴任でベルギー在住の13歳の時でした。それまで、フルートを習ってはいましたが、ノアック先生に指導して頂いてから、音楽を表現する事の楽しさを学んだ事を覚えています。
私のカタコトの英語とフランス語に対して、いつもにこやかに分かりやすくレッスンをして下さり、今思えば子供にとって必要な『あたたかさ』を兼ね備えた師だったと感じております。
この教則本は、そんな先生の温かさがにじみ出た、子供の為の音楽教育に最適な要素と、エッセンスがたっぷり含まれた一冊だと思います。
この教則本でフルートを学ぼうとする方はもちろん、これを導入として音楽を始めようとする方々へ、音楽とはどれだけ楽しく素晴らしいものかを体験して頂ければ幸いです。
また、全国でフルートを教えていらっしゃる先生方に、もう一度原点を見直す為にも、ぜひこの教則本を使って指導して頂きたいと思います。
音楽は、『音を楽しむ』と書きます。
この意味を、この教則本で感じ取って下さい。
最後になりましたが、ノアック先生に指導して頂き、今の私がある事を心から感謝して、推薦の言葉とさせて頂きます。
高木綾子:国内外でのコンクールにて優勝・入賞(日本音楽コンクール・ランパル国際コンクール(パリ)など)。国内主要オーケストラとの共演はもとより、国外のオーケストラの日本ツアーにソリストとして共演。東京芸術大学、武蔵野音楽大学講師
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エマニュエル・パユ氏
ベルリンフィルハーモニーの仲間とこのファイフを試奏しました。仲間共々、このファイフの出来栄えに大変驚いています。特にファ#管の出来栄えは素晴らしいです。音色、音程、音量共申し分ありません。このファイフは(フルートに手が届かないような)小さな子供達にとって、理想的な楽器となるでしょう。
値段も手頃で、丈夫で、手入れもピッコロや、U字型頭部管フルートなどより簡単にできますし、鞄の中にも簡単にいれられるので、長期休暇にも持って行って練習出来ます。
私は、これを開発されたピエール・クーロン氏を讃え、このファイフを喜んで推薦します。
エマニュエル・パユ:パリ高等音楽院卒。世界各国でのコンクールにて優勝・入賞(神戸国際コンクールなど)。世界各国の主要オーケストラと共演。ベルリンフィルハーモニー首席奏者